海なし県サーファーの皆さん、サーフィンできてますか?
海に行けない日が続くと、サーフィンの感覚を維持するのが難しいですよね。海に行けないときこそ、オフトレーニングが重要です。
特に我々海なし県サーファーにとって、少しでも効率良く上達するためには、海に行けない日をどう過ごすかが重要です。
今回は、初心者から中級者向けまでのレベル別オフトレーニング方法を紹介します。体力や筋力を維持し、効率的なサーフィンを目指すためのトレーニング方法を取り入れて、海に出たときにすぐに実力を発揮できるようにしましょう。
nasumanおすすめオフトレ5選
1.プッシュアップ(腕立てふせ)
2.サイクリング
3.YouTube、WEBサイト(理論、理屈学習)
4.サーフスケート
5.オフィスチェア
初心者の方は、理屈よりも体力と筋力作りが最優先!
沖に出られないんじゃサーフィンになりません。
本やDVDなどで理屈を学ぶのも大事ですが、まずはサーフィンの基本となるパドル力や持久力を養うためのトレーニングが最重要となります。
早速レベル別に、僕の実体験と合わせて解説していきましょう!
ちなみに、こんなイメージでお願いします。
初級者:海デビュー〜アップスダウン習得を目指すレベル
中級者:ボトムターン、オフザリップなどのリップアクション習得を目指すレベル
上級者:?(僕の理解の範囲を超えるレベルのため、知りません)
プッシュアップ(腕立て伏せ)

すごくシンプルですがレベルを問わず一番おすすめ。特別な器具なしでもできるため、少しの時間でどこでも実施できます。腕立て伏せを中心に、上半身を強化しましょう。特にサーフィンに必要なパドル力を高めるために、肩や腕を鍛えることが重要です。
僕もいまだに続けてます。
自重でもOKですが、せっかくやるならプッシュアップバーがおすすめ。より効率的に鍛えることができます。
安いものだと1000円程度で購入可能です。安い割には効果が高く、器具なしで行う場合よりも深く体を下げることができ、負荷を1.5倍から2倍程度に上げることで短時間で十分なトレーニング効果を得ることができます。
参考までに、僕の場合、
出勤前の空いた時間に10分程度(ゆっくり15回✖️3セット)、ずっと続けてます。
地味だけど、継続することで間違いなく効果があります。
自転車
サイクリングも体力作りに効果的な運動です。ペダルをこぐ動作は、サーフィンのパドル動作に似ており、上半身や腕の筋力を使います。持久力向上だけでなく、サーフボードに乗った際のバランス力向上にも役立ちますよ。
僕の場合、毎日の通勤を車から自転車に変更することで、ほぼ毎日実践してます。
おすすめはピストバイクです。別な記事で詳しく紹介しているので、よろしければそちらの記事をご覧ください。
YouTubeやWEBサイト(原理・理屈の学習)
体力作りと並行して、サーフィンの理論を学ぶことも重要です。
YouTubeで技術的な動画を見たり、サーフィンに関する記事を読んだりして、効率的なパドルや波の読み方、ボードの操作方法を学びましょう。これにより、次に海に出たときにより効果的に体を使えるようになります。
こちらについては初級者は海でのルールやパドルのやり方など、軽くで良いかと思います。
とにかく、理屈よりも体力、筋力作りに努めるべし。
何も考えずに、海外のパーフェクトな波でのサーフィン動画を見てるだけでも、
「いつかは自分もこんな波に・・」
って感じでモチベーションの維持にも繋がりますよね
4.サーフスケート

「サーフスケートって何?」「普通のスケボーと何が違うの?」
はい、チャッピー(ChatGPT)よろしく!
サーフスケートと普通のスケボーの違いは、主に ターンの感覚 と 使用目的 にあります。
- サーフスケート:
- ターンがサーフィンに近い。前のトラックが特別なデザインで、波のような動きができる。
- サーフィンの練習用。カービングやターンに最適。
- 普通のスケボー:
- ストリートやトリック用。通常のトラックで、ジャンプや技を練習しやすい。
- ターンは直線的で、サーフィンのような動きは難しい。
サーフスケートはサーフィンの動きに近く、普通のスケボーはトリックやストリートライディングに使います。
こんな感じです。
一言でいえば、「良く曲がるスケボー」です。
「ロンスケ」とも呼ばれます。
中級者になると、サーフィンの技術に加えて、イメトレを意識したトレーニングが重要です。
サーフスケートは、イメージトレーニングに最適です。アップスやボトムターンができるようになった中級者以上の方には特におすすめです。
上半身と下半身の連動の意識、目線の使い方でボードをコントロールする方法、バランス感覚のトレーニングとして最適です。
何より、上手くボードを扱えるようになれば、実際に波に乗っている感覚に近い感覚が得られるので、これまで紹介したトレーニングに比べて単純に楽しいです。
ただ初級者のうちは、サーフィンとサーフスケートの感覚が一致しにくいため、ある程度技術が向上してから使うことをおすすめします。
僕は海デビュー直後にオフトレ用として購入しましたが、ただ乗ることを楽しんでるだけでした。(普通のスケボーと同じ)
中級者になって初めて、
「あ、この感覚、海の中と同じだ」
と感じられるようになり、陸上で海での動きをイメージできるようになりました。
ただ乗るだけ楽しいので、持っていても全然OKですが、オフトレとしては初級者向けではないですね。
僕が使っているのはCarverのサーフスケートです。
(昔はサーフスケートいえばCarverでした)
最近は扱っているメーカーも多く、モデルによって色々な特徴があるようですね。中級者以上の皆様はたいてい1本は持っているのではないでしょうか。
オフィスチェア???

意外でしょ。
これは皆さん初めて聞いたかと思います。
これ、会社での仕事中?でもイメトレに使えます。
イメトレといえば、サーフスケートが最もおすすめですが、意外と高価ですよね。
あとは当たり前ながら仕事中にはできませんよね。
それができるんですよ。オフィスチェア(キャスターが付いていて、座面が回転する椅子であればなんでも代用可)。
騙されたと思って、試してください。
まず、椅子に座った状態で足を床から離して、上半身だけを捻ってみてください。
目線も意識しながら上半身を捻ると、下半身が遅れてついてくるんですよ。
慣れないうちは軽く足を床に着けながらやってみてください
どうですか?これ、サーフスケートで得られる「上半身と下半身の連動」の感覚に近くないですか?
座った状態なので、しっかり膝を曲げて腰を落としたフォームが作れるし、コツさえ掴めば、ボトムターンからオフザリップまでの一連の動きを再現することができます。
よかったら皆さんもお試しください。
(他人がいるところでやると、ただの変なやつになってしまうのでご注意ください)
(お試しいただけた方、感想を教えてもらえると嬉しいです)
まとめ
サーフィンのオフトレーニングは、レベルや目的に合わせて行うことが大切です。初心者は体力作りを中心に、持久力や筋力を高めることに重点を置きましょう。
中級者以上は、サーフスケートを活用してイメトレを行い、海に出た際により良いパフォーマンスを発揮できるように準備しましょう。
海に行けない日が続いても、これらのトレーニングを取り入れることで、次に海に行った時にすぐに実力を発揮できるようになります。自分のレベルに合わせたオフトレを継続し、サーフィンの上達を目指しましょう!
他にも良いオフトレの方法、おすすめの方法があれば教えてください。
理想はお金がかからず、会社(仕事中?)でもできることがあれば良いですね。
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