「サーフィンに興味はあるけど、もう40代だし…」
「体力も落ちてきたし、今さら始めて大丈夫かな」
「ショップは入りにくいし」
そんなふうに感じている方は、実はかなり多いです。
結論から言うと、
40代・50代からでもサーフィンは十分に楽しめます。
というか、試してほしい。
もちろん押しつける気はありませんが、ハマるとその後の人生変わりますよ。
ただし、若い人向けの情報をそのまま真似すると、
- 体に合わない
- ケガをしやすい
- 波に乗れず心が折れる
といった失敗につながりやすくなります。
この記事では、
- 40代初心者が最低限そろえるべき道具
- 特に重要なサーフボードとウェットスーツの選び方
- 体験教室は本当に必要か?
を、これから始める方向けにわかりやすく解説します。
40代初心者がサーフィンで失敗しやすい理由
40代以上の初心者が挫折する一番の原因は、
**「道具選び」と「始め方」を間違えること」**です。
特に多いのが、次の流れ。
見た目でボードを小さく選ぶ
↓
テイクオフできない
↓
体力だけ消耗する
↓
行かなくなる
40代初心者にとって大切なのは、
**「早く上達すること」ではなく「楽しめるかどうか」**です。
サーフィン初心者に最低限必要な道具
まずは全体像です。
40代初心者に必要な道具
- サーフボード
- ウェットスーツ
- リーシュコード
- ワックス
- ボードケース
この中で、
**絶対に失敗したくないのが「ボード」と「ウェットスーツ」**です。
リーシュやワックスなどの小物は、
正直そこまで神経質になる必要はありません。
40代初心者が選ぶべきサーフボードの考え方
40代初心者のボード選びで最も重要なのは、
浮力と安定感です。
小さくて細いボードは選ばない
- パドリングがきつい
- テイクオフできない
- 疲労だけが溜まる
結果的に、サーフィンが「しんどい趣味」になります。
40代初心者に向いているボードの条件
- 長さ:7ft後半〜8ft前後
- タイプ:ソフトボード or 安定重視
- 浮力:体重に対して余裕があるもの
「ちょっと大きいかな?」くらいが正解です。
40代初心者向けおすすめサーフボード3選
【結論】1本だけ選ぶならこれ
もし40代初心者が**「最初の1本」だけ選ぶとしたら**、
個人的には Beach Access(ビーチアクセス)のソフトボード をおすすめします。
理由は、
- とにかく安定感が高い
- ケガのリスクが低い
- 最初の成功体験を作りやすい
この3点のバランスが、一番いいからです。
しかも、初心者を卒業しても、ソフトボードはセカンドボードとして使えます。
波の小さい日や混雑している日。大活躍します。
僕もいつも車にはメインボードの他にソフトボードを1枚積んでます。
これがあるだけで、コンディションが不安な日でも安心です。
■ Beach Access(ビーチアクセス)ソフトボード
特徴
- 大きめ設計で安定感が高い
- 初心者向けの柔らかいデッキ
口コミ例
口コミ(40代男性・運動不足)
久しぶりの運動で不安でしたが、想像以上に安定していて安心感がありました。
初回から何本か波に乗れて「これは続けられそう」と思えました。
口コミ(40代後半・未経験)
大きめなので最初は少し重く感じましたが、その分立ちやすかったです。
無理せず楽しめるのが良かったです。
気になった点(悪い口コミ例)
持ち運びは少し大変。ただ、その分安定感はかなりあります。
👉 40代初心者の成功率を最優先するなら、この1本
■ CATCH SURF(キャッチサーフ)ODYSEA
特徴
- 有名ブランドで作りがしっかり
- 初心者〜中級者まで対応
口コミ例
口コミ(40代男性・週1サーファー)
安っぽさがなく、長く使えそうです。
体力が落ちた今でも無理なく楽しめています。
気になった点
価格は少し高め。ただ品質を考えると納得。
👉 「どうせ買うなら長く使いたい」人向け
■ NSP
特徴
- 安定感と操作性のバランス型
口コミ例
口コミ(40代男性・独学スタート)
安定感がありつつ、少し動かしやすさもあります。
最初の1本としてちょうどいいと感じました。
気になった点
最初は少し重く感じました。
👉 週1ペースで続けられそうな人向け
40代初心者がウェットスーツで失敗しないために
ウェットスーツは、
快適さと安全性を左右する超重要アイテムです。
フルスーツが基本
- 春・秋・冬まで使える
- 体の冷えを防げる
- 擦り傷やケガの予防になる
「夏だけだから」と薄いものを選ぶと、
思った以上に体が冷えて疲れやすくなります。
サイズは「動きやすさ」最優先
40代初心者は、
- 苦しくない
- 動きやすい
- 脱ぎ着が苦にならない
この3点を優先してください。
40代初心者向けおすすめウェットスーツ
やっぱりオーダー?既製品で十分?
もちろんオーダーがベストですが、費用が高いです。
初めて1着としてはお勧めしません。
僕は価格の安い、通販での購入をお勧めします。
サイズやブランドなど、不安なことはあるでしょうが、ポイントさえ抑えれば心配ありません。
通販でのウェットスーツの購入については別の記事にまとめてますので、そちらをどーぞ。
僕も一度だけショップでオーダーをしたことがあります。
もちろん着心地バッチリ、何も言うことなしでしたが、やはりウェットスーツは消耗品。
数年に一度買い替える必要があるので、毎回オーダーする余裕はなく、それ以降は全て通販で購入してます。
ボードとウェットが決まれば、他はシンプルでOK
40代初心者が本当に失敗しやすいのは、
- ボードが難しすぎる
- ウェットスーツが合っていない
この2点です。
逆に言えば、
この2つさえクリアできていれば、
他の道具は最低限で問題ありません。
ショップの体験教室は参加するべき?
結論から言うと、
40代以上の初心者は1回は参加するべきです。
誰に聞いてもそう言うでしょうね。
ただ、分かります。ショップの独特の雰囲気。素人を寄せ付けない別世界感。そもそも、簡単にショップに入れるような鬼メンタルな人は、この記事には辿り着くはずありません。
それでも、やはり最初だけは、なんとか勇気を振り絞って参加してみてください。
個人のショップに比べて、ムラスポのような量販店なら比較的ハードルは低いと思いますので。
理由①:ケガのリスクが大幅に下がる
独学だと、
腰・肩・膝を痛める人が本当に多いです。
理由②:道具選びの正解がわかる
- 自分に合うボードサイズ
- ウェットスーツのサイズ感
👉 高い買い物前のテストになります。
今、体験教室を探す理由
人気の体験教室は、
シーズン直前になると予約が取りづらくなります。
「まだ先かな」と思っている人ほど、
今のうちに空き状況だけでも見ておくのがおすすめです。
40代初心者は「完璧」を目指さなくていい
サーフボードやウェットスーツは、
一生使い続けるものではありません。
最初の1〜2年、安全に楽しむための道具です。
この記事をここまで読んでいる時点で、
少なくとも「一度はやってみたい」と思っているはずです。
最初の一歩は、完璧じゃなくていい。
失敗しにくい道具で、まずは1回、海に入ってみてください。
そして、年に数回でもいい、継続してくだい。
それでサーファーは完成です。あなたはサーファーという肩書きを手に入れると同時に、
その後の人生感が良くも悪くも大きく変わるでしょう。
40代からのサーフィンは、
思っているよりずっとハードルは低いです。
最後に
「誰か一緒に行く人ができたらはじめてみよう」
「誰かに誘われたらはじめよう」
受け身での「いつかやろう」は、だいたい来ません。
でも 主体的に「1回やってみる」だけなら、今でもできます。
まずは、
✔ 失敗しにくいボード
✔ 体に合うウェット
この2つから始めてみてください。
いつかどこかの海でお会いできると嬉しいですね。




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